異物混入

世間で騒がられている異物混入の話、個人的には「そこまで嫌か？」と思います。確かに、虫が丸々一匹入っていたのとかは嫌なんだけど「うわー…」ってなるぐらいで、「今後一切絶対ないようにしてほしい！！！！本当つらい気持ちした！！！！」って、私はなりません。全然関係無いけど、それよりも人間関係がぐちゃぐちゃになってしまった、とかの方が嫌になります。日本の食品とかサービス業って当たり前なんだけど普段の自分よりも衛生に関して徹底しているので、ちょっと何かあっても「運悪かったなあ…」って程度で私は済ましてしまいます。（これは私が基本的にあまり怒らない性格ということが大いに関係しているだろうけど）

でも、そもそもネットに異物混入の画像を載せるのは、すごくつらい思いをしたからどうのこうのでなくて、ネットに画像をあげることが日常だからでしょう。「こんなことがあってね！」って友達に話す感覚、それと同じ。自分が不利益になることをツイートすることは減ってきているけれど、自分以外にこうこうこういう影響が及ぼされるかも、とか考える人は少ないと思います。

まあ結局これはモラルという観点をどこに置くかという問題で、「企業に衛生面を求める」というモラルの方が普遍的かつ客観的であると思うので、「そこに勤めている人がどうのこうの」というのは、主観でしかなく、あまり支持されるべきではないでしょう。私はリベラルでありたいので、できる限り多くの人が悲しまない方を選択したいです。

だいぶ昔、おばあちゃんとせんべいを食べていたとき、袋の中に髪の毛らしきものを見つけたことがあって、「これを郵送したらお詫びに菓子折りをくれるのでは？」という目論見から、祖母とその毛と見つけた経緯を書いた手紙を郵送したことがありました。その後、返事があり、毛の混入経路と正体（確かブラシの毛だった）が書かれたお詫びの手紙と、目論見通りの菓子折りがもらえました。ちなみに異物混入されていたせんべいは完食しました。

そういえば、あけましておめでとうございます。「読者のみに公開」にできないけれども2015年もブログを続けていく所存です。